RINKA3 / RINKA 曲目解説など
ジャケット デザインと写真撮影は、田畑泰明さん(The Rascalhands Studio)にお願いしました。田畑さんのお店「りびあん Liviang Caffe」では、何度もライブを企画していただいています。写真は、ミュゼット楽団「La Zone」の本拠 地「ガンゲット ダイマ」で撮影しました。
りびあん Liviang Caffe(冬期休業中 3月下旬に再開予定) 札幌市南区北の沢4丁目1-51 Tel : 011-578-2820
ガンゲット ダイマ 札幌市中央区南3条東1丁目 6 Tel : 011-222-8522
曲目解説
1. レディ マーガレット Lady Margaret Stewart / Tripping Up The Stairs / The Wild Irishman
アイルランドのダンス曲リールのメドレー。Lady Margaret Stewartは、東京で活躍するRivendellのアコーディオン奏者 藤野由佳さんに教わりました。その後にアイルランド北西部 Donegal(ドニゴール)地方のリールを2曲続けました。[小松崎操]
2. 巡礼者のジグ Bundle and Go / The Woods of Old Limerick / Blarney Pilgrim
フィドル、ギターの各ソロを交えたジグの3曲セットです。フィドルソロのBundle and Go は Paul O'Shaughnessy(ポール・オショネシー)の演奏から。Patrick Street(パトリックストリート)の演奏でも知られるThe Woods of old Limerick はギターソロで、続いて有名なジグのBlarney Pilgrim もギターで始まります。[星直樹]
3. ドニゴールのワルツとマズルカ John Gallagher's Waltz / The Kilcar Mazurka
ドニゴール地方で演奏されるワルツとマズルカをセットにしました。John Gallagher's Waltz は Derek McGinley(デレク・マクギンリー)、The Kilcar Mazurka は Francie Byrne(フランシー・バーン)の演奏で覚えました。[小松崎操]
4. 踏み石とワインの精 Stepping Stone / Spirits of Wine
Stepping Stoneはドニゴールの若手フィドラー、Ciaran O Maonaigh(キアラン・ムーニー)の録音、Spirits of Wineはドニゴールの伝説のフィドラー、故 John Doherty(ジョン・ドハティ)の録音で覚えました。[小松崎操]
5. ケープブレトン ジグ Cape Breton Jig
セッション仲間の渡部志郎さん、高倉雄造さんと何度かライブで一緒に演奏したセットです。カナダ東部のケープブレトン島に由来する曲。ケープブレトン島 にはスコットランドやアイルランド系の人々が多く住んでいます。[小松崎操]
6. プリンスエドワード島のセット La Bastringue / San Malo by the Sea
「赤毛のアン」の舞台になったカナダのプリンスエドワード島で演奏されている曲。プリンスエドワード島には、スコットランド、アイルランド、フランス、 ネイティヴ カナディアンなどの様々な文化が混在しているそうです。このセットは、フランス系の音楽。渡部志郎さんの軽快なボーンズがアクセントになりました。[小松 崎操]
7. 老人と揺りかご The Old Man Rocking the Cradle
フィドルのソロ。赤ちゃんの泣き声を表現するために小道具(バイオリン用調子笛)を使っています。アイルランド南部 Sliabh Luachra(シュリーヴ ルクラ)地方のフィドラー、故 Padraig O'Keeffe(ポードリグ・オキーフ)の演奏で覚えました。[小松崎操]
8. 花畔メドレー〜花畔 / 仏オーベルニュー地方のブーレ / プランクシティ バーク
Bannaguro (Misao Komatsuzaki) / Bourree De Lesboulieres / Planxty Burke (O'Carolan)
花畔(バンナグロ)は、札幌の北に隣接する石狩市にある地名。続けて、フランスの中部山岳地帯の伝統曲、そして中世アイルランドのハープ弾き O'Carolan(オ・キャロ ラン)の名曲を、ブズーキの演奏を軸に展開させてみました。Bourree De Lesboulieres は Les Costauds De La Luneというバンド(札幌で古いミュゼットを演奏する「ラ・ゾーヌ」のメンバーに教わりました)の演奏で覚えました。[小松崎操]
9. エリザベス エアー Elizabeth's Air(Gerald Trimble)
ブズーキ奏者Gerald Trimble のCDで覚えた曲です。オリジナルは10弦のシターンでのソロ演奏ですが、ギターのフィンガーピッキングにアレンジして演奏しました。以前に、友人のラグ タイムギタリスト浜田隆史さんがプロデュースした「Acoustic guitar solo」というアルバムにも録音したのですが、今回はチューニングを変えた新しいバージョンの録音です。[星直樹]
10. オールド マーケット ポルカ Walshe's Polka / No Name / Terry Taehan's Polka
アコーディオンとボーランを加えた4人の演奏で、パトリック ストリートの「New Market polka」を元にしたポルカのセット。2曲目は1920年代の録音に残っているポルカです。ちなみにタイトルは札幌の「オールド マーケット」である二条市場と、その中にあるフランス大衆居酒屋風カフェの「ガンゲット・ダイマ」にちなんで付けました。[星直樹]
11. ジミー ミッキーズ ワルツ Jimmy Bhidi Mhici's Waltz
2年前に来日したフィドラー、ポール・ オショネシーの演奏で覚えた美しいワルツ。こっそり重なるブズーキのメロディは、米国南部で20世紀前半に活躍したカーターファミリーの 「Forsaken Love」です。[小松崎操]
12. ロード マクドナルド Lord McDonald / O'Donnell's Sligo Maid
Lord McDonaldは、20世紀前半にアイルランドからニューヨークに渡って活躍したフィドラー、Michael Coleman(マイケル ・コールマン)の残した録音で覚えました。O'Donnell's Sligo Maidはドニゴールのフィドラー、故Danny O'Donnell(ダニー ・オドンネル)に由来します。Tap Room Trioの演奏で覚えました。[小松崎操]
13. 金の指輪 Gold Ring / The Knights of St.Patrick
Gold Ringは、拾った金の指輪を妖精に返してあげた代わりに教わった曲だといわれています。シアトル在住で何度も来日しているフィドラー、Dale Russ(デイル ・ラス)の演奏で覚えました。The Knights of St.Patrickはジョン・ドハティの録音から。Gold Ringの別バージョーンだそうですが、共通点はあまり感じられません。[小松崎操]
14. 春の日の花と輝く Believe Me, If All Those Endearing Young Charms
アイルランドの古いメロディ。賛美歌やハーバード大学の学生歌としても有名。日本にも紹介され唱歌として親しまれたそうです。私はこの曲の存在を、数年 前に、小泉八雲の生涯を紹介するテレビ番組で流れていたのを聴いて知りました。[小松崎操]